【夏期特別講座】夏休みに弱点補強
日常の風景
8/21~24まで夏期特別講座(高校国語)を開講しました。
放課後特講を受講している生徒から「古典文法をもう一度勉強してみたい」という話が出て、生徒に希望を取ったところ、高校1年から3年まで20名の生徒が応募し、4日間学習しました。
「古典文法をもう一度」では、多くの生徒がつまずく動詞や形容詞や形容動詞の活用について学習しました。
自分から進んで受講しているだけあって、生徒一人一人の目は真剣でした。2学期からの学習によい影響が出ることが期待されます。
「評論文攻略メソッド」では評論文の読み方を学びました。書き手が伝えたいことはどこにあるのかを自分で見つけられるようにトレーニングをしました。読書量の低下、新聞を読まないなど、最近「活字離れ」が進んでいます。そういったものを嘆いてみても始まりません。どうすれば読み解くことができるのかという「メソッド(方法)」を時間をかけて学びました。
また当初は予定になかった「入試評論文演習(高2)」も生徒達の熱い思いから開講しました。
2020年にはセンター試験に代わって「大学入試共通テスト」が始まります。国語はこれまでのマーク式解答から記述式解答が組みこまれます。「読解力」に止まらず、「表現力」が問われます。そういった点から、自分の力で文章を読み取り、考えたことをいかに表現するかが求められています。
特別講座終了後のフィードバックには、「この夏に学びとったことを今後の授業で使いたい」「授業でやったことがうろ覚えだったことがわかった」など前向きな意見がありました。つかみ取った知識を活かして、今後の学習意欲の向上につなげて欲しいと思います。