令和3年度 授業力向上研修を実施しました
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本校では未来教育としてICTを活用した生徒の主体的な学びを推進し、「主体的でたくましく心豊かな地球市民」「自立的学習者」の育成を学校教育目標に掲げて高行く活動に取り組んでいます。
3月9日、 今年度の様々な教育取り組みの総まとめとしてICT機器を活用した課題解決型の授業の実践として校内研修を行いました。
本校では、iPad導入6年目となり、すでに授業や課題の提出で生徒自身がiPadを用いることはごく当たり前の風景となりつつあります。さらに、iPadを用いた個別最適学習や、学び合い学習をめざし、各教科・教員が効果的な授業の取り組みにチャレンジしています。
3時間目・4時間目に行われた研究授業では、校内でも特にICTや生徒の学び合いを活かした取り組みをしている授業を対象に、教員相互で参観しました。
こうした授業の特徴は、圧倒的に生徒の活動が多いことです。一方的に教え込む旧来型の授業では生徒は黙って聞いていることが求められがちですが、これらの授業ではワイワイガヤガヤは当たり前、思考をお互い交差させたり、生徒同士で教え学び合ったりする姿も見られます。
これらの授業における教員は、知識の伝授者ではなく、思考をかき混ぜたり、生徒自身が学ぶ中でつまづいた際に助言を与えるファシリテーターとしての役割を果たしていました。
授業後には、各教科で教員同士が気付きをシェアしたり意見交流をしていました。
今後も本校ではこうした取り組みを通して生徒の主体的な学びを推進してまいります。