令和6年度2学期始業式
学校行事
夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。
始業式に先立ち、新学期も安心安全な学校生活を送るために地震を想定した避難訓練を行いました。
始業式では、吹奏楽部、空手道部の表彰、全国大会へ出場した中学男子バスケットボ-ル部、中学サッカー部、中学陸上競技部、中学空手道部、高校女子バスケットボール部、高校陸上競技部、駅伝競走部、高校空手道部から活動報告がありました。
校長からは「パリ五輪では様々な国の選手が様々な種目で素晴らしい演技、わくわくドキドキするような試合を展開していましたね。本当に大きな感動を与えてくれました。
マスコミでは金、銀、銅が何個になったかと連日のように報道していましたが、皆さんは
何に感動をしましたか。そこはとても大切なことです。
勝敗があればそれは気になるところではありますが、皆さんの感動は選手が戦いに挑む姿勢、それまでの努力がうかがえるひたむきさであったり、チームがひとつになり必死に戦う姿であったりしたことでしょう。それは、忘れないでいてください。
本校でもオリンピックに負けないくらい多くの部活動による活躍がありました。
文化部では吹奏楽部は東海大会で最優秀賞に輝くという快挙を成し遂げました。
中体連においては、サッカー部、バスケット部、陸上部が全国大会に出場しました。
女子バスケット部はインターハイ県8連覇を成し遂げました。
高校陸上競技部もインターハイ出場を果たしました。
そして、高校女子バスケット部、高校陸上競技部からは日本代表選手として2人の仲間が海外で活躍をしました。
ここに挙げた部活動だけではなく、それぞれの部活動で日頃の成果を発揮してくれました。
皆さん、素晴らしい活躍ですね。誇りに思います。
この夏の体験を通して、皆さんは大きく成長しただろうと嬉しく思っています。
私も応援行脚をしまして、皆さんの活躍を間近で観ることができ感動をしました。
皆さんが、とってもいい顔をして取り組んでいる様子を見て、学びは興味のあることから始まると改めて思いました。
応援をして感じたことは、オリンピックと同じで応援してくれている人はその場にいらっしゃる方だけではありません。
保護者の皆さまをはじめとして多くの方が応援しています。
感謝の気持ちを忘れない人であってほしいと願います。
応援にあたり皆さん、この夏に感動をありがとう。
これからもお互い切磋琢磨して、自分磨きをしていきましょう。
オリンピックの感動、その一方で、ウクライナ侵攻やガザの紛争のニュースが流れていました。
「オリンピックは平和の祭典」なのになぜでしょうか。
オリンピック憲章、ユネスコ憲章を尊重する精神は守られていません。ユネスコ憲章は終戦次年度1946年に制定され「戦争は人の心の中でが生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という前文で始まります。堅く誓った想いはどこに行ってしまったのでしょうか。世界は大丈夫でしょうか。
さらにまた、気候危機への対策が遅れ、課題解決への成果が上がらず、地球規模の高温、洪水など私たちにも危機が迫った状況にあります。これは、経済や政治の利益に目が向いていることが大きな理由の一つだろうと考えます。
決断と実行ができるリーダーが求められる時代となっています。
私が皆さんに望むことは、勉強を通してこそ正しいことがみえる。知識があるからこそ判断ができる。ですから、勉強をしましょう。知識は自分だけではなく人をも幸せにする基盤であるから。そして、将来それぞれの社会貢献の場所で、社会をより良くするリーダーであってほしい。皆がやる気と幸せを感じることのできる民主主義の担い手であってほしいと願っています。
浜松開誠館中学校高等学校は未来に向けて責任ある教育を進めています。皆さんの学びが幸せにつながり、家族、周りまでも幸せになるそのような学びをしていきます。 さあ、2学期も目標を持ち主体的に伸びやかに学んでいきましょう。 」と話がありました。
2学期からも生徒の活躍にどうぞご期待ください。