中学校長ブログ:学習発表会を終えて
日常の風景
先週は、中学生の学校行事として、学習発表会を行いました。
平日にも関わらずたくさんの保護者の方にご参観いただき誠にありがとうございました。
本校の学習発表会は、各教科における表現活動の発表の場として設定され、平成21年度より行われています。当初は本校メインアリーナで開催していましたが、その後いくつかの変遷を経て、平成24年度からはステージ関係については合唱コンクールと併せて外部会場で開催しています。
17日は、前半は合唱コンクールの部、後半はステージ発表の部ということで、生徒たちは大変緊張した中ではありましたが、それぞれ堂々と発表活動を行うことができました。
発表内容は学年や教科によって様々ですが、どれも基本的には国語や英語、徳育プログラムKコンパスなど、通常の授業の中で行われているものです。
合唱におけるクラス内の協働性はもちろんのこと、教科の発表内容もしかり、運営を行った生徒たちの細かな動きも含め、どれだけ普段の授業や学校生活の中でそのような場面があったかが、問われているのだと思います。
この点については、授業の学習活動を通して身につけたプレゼンスキルや伝える力、物事の動きを読む力が、きちんと発揮・活用されていた点を大変うれしく感じました。ペーパーテストでは図ることのできない、数値化できないいわば非認知能力も問われる社会となっています。そうした中で、学んだ知識や技術を実際に活用し、人に伝えたり、探求を深めたりする学習活動を今後も進めていきたいと思います。
浜松開誠館中学校校長 永井 靖