【茶道部】「仕覆」に初挑戦
部活動
「仕覆(しふく)」とは、茶入れなどを入れる袋のことです。
およそ2ヶ月後の初釜で、お濃茶のお点前を部長がします。その際に茶入れを仕覆に入れます。
部長は仕覆の結び方や、仕覆から茶入れを出すときの手順、仕覆を置く場所など、1つひとつ教わっていました。
それと並行して、高校2年生は炉のお点前を練習しました。
作法室では、引き続き置き炉でお点前の練習です。
前回の部活動の時でしたが、高校1年生の部員から、
「なぜ建水をもって下がるときだけ反対回りなのか」
という質問が出ました。
お点前の時、亭主(お点前をする人)は、正客にお尻を向けないように動くのですが、建水をもって水屋に下がるときには、正客にお尻を向けるように向きを変えます。
茶道の先生から「汚れた水を正客に見せないため」と教えていただきました。
お点前の動きには1つひとつ理由があり、疑問に思ったことを質問することはとても良いことだと褒めていただきました。
理由がわかるとお点前も覚えやすくなります。理解して覚えられるとよいですね。
文責:平川