【茶道部】初釜をおこないました
部活動
1月14日金曜日に2022年最初のお稽古として初釜をおこないました。
初釜とは、 新春を迎えて初めて開く茶会。『天王寺屋会記』によると、1565年(永禄8)正月4日に「初風呂(はつぶろ)」とあって、津田宗達(そうたつ)が大座敷に3人の客を招いた会を催している。また同記の1575年(天正3)正月4日の会を「初会」と書いている。江戸時代に入ると正月の初会を「茶湯初(ちゃのゆはじめ)」とか「初茶湯」と称するようになる。松平不昧(ふまい)は新年の会を「皇服」と称していた。「初釜」と称するようになったのは、明治30年代のことと考えられる。[筒井紘一]
『日本大百科全集(ニッポニカ)』 [電子辞書]、カシオ
まずは部長が濃茶の点前をしました。
このとき、お忙しい中、校長先生も参加してくださいました。
普段と違う方がお客様としていらっしゃると緊張すると部長は話していました。
昨年の秋に開催される予定だった合同茶会が中止になり、お客様をもてなすという機会が減っている中で、良い経験になったのではないでしょうか。
濃茶はいつもより濃く、お抹茶の種類が違うので、苦みに驚いている生徒もいました。苦味は強いですが、飲み終わってから口の中に甘みが広がり、おいしいのですが、それがわかるのはもう少し後のようです。
次に、副部長が薄茶の点前をし、その後、各部員がお茶を点てました。
毛氈(赤い敷物)を敷いていますので、いつも以上に落ち着いた雰囲気の中それぞれお茶を点てていました。
指導に来ていただいている茶道の先生がお正月飾りを持ってきてくださり、片付けの際にそれぞれの意味を部員に説明してくださいました。
そのなかで、棒に干し柿を10個通している飾りは、両端の2個が2(夫[ふう])2(婦[ふ])の意味をし、間の6個が仲(中央が)睦(6つ)まじくという意味で、「夫婦仲睦まじく」を表しているそうです。
次週は英語検定後の部活動です。
受験をする部員には頑張ってほしいものです。
文責:平川