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令和5年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競技の部結果報告

部活動

【二回戦】白須賀・岡崎4-2開誠館 

【開】鈴木(栄)、山下-髙木 【三塁打】釣崎 【二塁打】福田

【戦評】

「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」試合が終わった時、ふとそんな言葉が脳裏をよぎった…。

 一回裏、開誠館は二番福田(二年:鴨江小出身)が左中間を破る二塁打を放つなどして二死二・三塁と先制の好機をつかむ。そこで五番釣崎(二年:中部小出身)がショートの頭上を越える二点タイムリー安打を放ち絶好のスタートを切った。その後も六番嵐田(一年:萩丘小出身)が四球で出塁し、七蕃髙橋(二年:豊田東小出身)があわや抜けるかという打球をライト線に放ったがライトに好捕され二点止まり。

 二回表、白須賀・岡崎の攻撃。長短合わせて三安打を集中され四点を失う。4-2。いい試合の入りができ、流れを一旦はつかみかけたが、白須賀・岡崎の選手たちの闘志と絶対に負けられないという強い思いによりかき消されてしまった・・・。

 その後も何度もチャンスをつかむものの、白須賀・岡崎の選手たちの気迫に圧倒され生かすことができなかった。途中からこの試合を見に来た人が「あまりにも白須賀・岡崎の選手たちが必死にやっているから、開誠館が勝っているのかと思った」というくらいだった。そして、そのまま試合終了。三年生の夏は終わった…。

 チームは出直しとなる。浜松開誠館中学野球部がどのようにして築き上げられてきたのか、今一度感じ取ってほしい…。今までに三年生が少ない時もあった。今回のように夏、いきなり負けてしまったこともある。逆に全国大会に出場した時もあるが、いずれも共通していたことは練習で培ってきた『闘志』をチーム一丸となって出してきたことだ…。だからこそ結果を出せても出せなくても見ているものの心を動かしてきたのだと思う。そして相手チームにも強烈なインパクトを残してきた。

 そんな強いチームとして戻ってくることを期待したい・・・。

 そして、三年生、お疲れ様。最後までやり遂げたこの二人の三年生に私は敬意を表したい・・・。

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