浜松地区中学校秋季野球大会 結果報告
運動部
【浜松地区中学校秋季野球大会 結果報告】
【二回戦】開誠館 5×-4 西高中・日体中 【開】楠、長津-鈴木(陽)【二塁打】西本
【三回戦】開誠館 5-1 新居中 【開】楠、長津-鈴木(陽)【三塁打】鈴木(瑛)【二塁打】鈴木(陽)
【ブロック決勝】開誠館 1-0 細江中 【開】楠、長津-鈴木(陽)【三塁打】鈴木(瑛)
※ これにより、来春2月に開催される静岡県中学校選抜野球大会への出場(3年連続3回目)が決定しました。
応援してくださった皆様方、ありがとうございました。
【戦評:総括】
今シーズン最後の公式戦を迎えた。勝てば来年2月に行われる静岡県中学校選抜野球大会への出場権を得られるが、前回の敗戦のショックからチームの立て直しがどれくらいできているのか、心配だった・・・。
初戦(二回戦)の西高中・日体中戦では、いきなり4-0のビハインドから始まった。しかし、4回裏、6番杉本(二年:泉小出身)のセンター前安打などで一死満塁とし、代打西本(一年:雄踏小出身)がレフトオーバーの三点タイムリー安打を放って劣勢だった試合の流れを大きく変えた。4-3。
7回裏、先頭の松原(一年:浜松西小出身)がレフト前安打で出塁し、チャンスを演出。相手チームのミスなどもあったが、最後は5番鈴木(心)(二年:豊田東小出身)がレフトにサヨナラ安打を放って辛勝。苦しい戦いであったが、新チームになって粘り強く戦った試合を初めて見た気がした・・・。
三回戦は左の好投手のいる新居中だった。終盤まで1-0の緊迫した試合が続くも6回裏、一死二塁から7番鈴木(陽)(一年:二俣小出身)の右中間へのタイムリー二塁打が飛び出すと打線もつながり、この回一挙4点。試合を決めた・・・。
ブロック決勝は難敵の細江中だった。予想通り、試合は拮抗し、お互い譲らず0-0のまま、6回まで進んだ。6回裏、開誠館は一死から2番鈴木(瑛)(一年:有玉小出身)が右中間を破る三塁打で出塁し初めてチャンスらしいチャンスを作ると、4番長津(一年:可美小出身)は相手のミスを誘い1-0。そのまま逃げ切った。
先発した楠(二年:浜松中部小出身)は今季最長イニングを投げ、存在感をアピール。チームにとっても大きな収穫となる試合だった・・・。
三試合とも楽な試合はなかったが、チーム一丸となって我慢強く、粘り強く戦えた。だからこそ一戦一戦試合を通じてチームは成長することができたのではないか。新チームに一番欠けていたモノは、この『まとまり感』だったのではないかと思った・・・。
これからオフシーズンを迎え、練習で個に対する比重が高まってくる。しかし、この大会に見られたチームとしてのあり方を忘れて欲しくはない。切磋琢磨し、技術、体力、精神力を高めていって欲しい。このチームはまだまだ伸びていくはずである。ようやくチームとして第一歩を踏み出したばかりなのだから・・・
静岡県中学校選抜野球大会への出場(3年連続3回目)