文部科学大臣杯第16回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメント静岡県予選大会(兼)第26回静岡県中学校新人野球大会 結果報告
野球
【二回戦】富士宮第一0-1×浜松開誠館(8回特別延長)
【開】山下、嵐田-縣
【準決勝】静岡翔洋1-0浜松開誠館
【開】山下-縣
【戦評】
富士宮第一戦は息詰まる投手戦となり、0-0のまま延長タイブレークに・・・。8回表を嵐田(二年:萩岡小出身)の好守備もあって0点に抑え、その裏、開誠館の攻撃。一死満塁から3番木村(二年:浅羽北小)がとらえた打球はセンター前へ。劇的なサヨナラ勝ちとなった。
準決勝の静岡翔洋戦も投手戦となった。1回裏静岡翔洋の攻撃。四球で出塁した1番打者が送りバントの処理ミス等で先制のホームを踏む。先発した山下(二年:井伊谷小出身)は、その後一人の走者も出さず、パーフェクトな投球だった。捕手の縣(一年:菊川横地小出身)のリードも光っていた。バッテリー二人の共同作業と後ろで守る野手との連携がしっかりとかみ合った素晴らしい守りだった・・・。
一方、攻撃陣は6回表一死満塁とこの試合最大のチャンスをつかんだが、あと一本が出ず、静岡翔洋2人の投手陣に散発4安打に抑え込まれた。
県大会の試合は二試合とも1-0と1点の重みを感じる試合となった。そんな緊張感のある中、選手たちは笑顔を見せ、楽しそうに試合を行っている様子が印象的だった・・・。県大会での選手たちのハツラツとしたプレーは球場に見に来た人たちに強烈なインパクトを残したと思う。しかし、まだまだ道半ば。発展途上であることは間違いない・・・。
新人戦を通じて出た課題とは何だったのか?私は「愛されるチーム」という目標をメンバーと協力し合って追求できたのか、そんな所に大きな課題があるような気がする・・・。そして、来年こそ「翔洋の壁」をぜひとも突破してもらいたいと思う。
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