第49回静岡県中学選抜野球大会1回戦結果報告
野球
第49回静岡県中学選抜野球大会 日にち:平成31年2月16日(土) 会場:浜岡球場
【1回戦】清水第七 0-8 浜松開誠館 〇 【開】森-鈴木(悠)
(5回コールド) 【二塁打】神田、本多(駿)、本多(優)
【戦評】
清水第七先攻で始まった初戦。先発した森(1年:浜松西小出身)は、いきなり先頭打者にセンター左を抜かれる二塁打を打たれ、無死二塁。二番打者が送り一死三塁のピンチを迎えた。しかし、三番、四番をフライに打ち取り無失点で切り抜けた。
ピンチをしのいだ後の開誠館の一回裏の攻撃。一死から二番谷口(1年:城北小出身)が四球で出塁。三番本多(駿)(1年:飯田小出身)の内野ゴロの間に二塁へ進塁し、二死二塁。四番本多(優)(1年:飯田小出身)がレフト前にポテンヒットを放ち、1点を先制した。二回裏にも二死ながらヒットで出塁した松下(歩)(二年:入野小出身)を二塁に置き、九番氏原(二年:浜松北小出身)がセカンドの頭上を越える鋭い打球を放ち、二点目。試合の主導権をしっかりと掴んだ。
先発した森は初回こそヒットを打たれピンチを迎えたが、それ以降は二塁を踏ませない完璧な投球だった。守備陣も無失策で軽快な動きを見せ、投打がしっかりとかみ合い、9安打、5回コールドの完勝だった。
清水第七は清水地区の代表で出場しているチームで、点差ほどの実力差があったとは思えない。しかし、一発勝負の公式戦では、試合の主導権、流れを掴むことはとても重要で、そのきっかけを作り、生かせた開誠館と生かせなかった清水第七との運の差はあったのではないか。そして、その運を呼び込んだチーム力こそ、開誠館の強みなのだと思う。
次戦は舞阪中。秋の地区大会で一度戦って苦戦した相手。しかも一回戦はコールド勝ちし、勢いのあるチームで侮れない。しかし、自分たちが秋から春先にかけて、どれくらい成長したかをはかるには絶好の相手でもある。今回同様、チーム力を発揮し次のステップに進んで欲しい・・・。
【予告】SBS大会二回戦 対戦校:舞阪中学校
日時:平成31年2月23日(土)11時 場所:浜岡球場