華道部:「Ikenobo花の甲子園東海大会」にて パフォーマンス賞を受賞!
華道
9月19日、松坂屋マツザカホールにて「Ikenobo花の甲子園東海大会」が行われ、岐阜・三重・静岡の高校12校が出場しました。
「花の甲子園地区大会」とは・・・ 出場選手3名が、各学校のテーマにそって、指定花器、コンポート花器、ミニチュア花器に45分でお花をいけた後、持ち時間3分30秒のプレゼンテーションを行います。各学校は「地元の花材1種類」と「ミニチュア花器」の持ち込みをすることになっており、「テーマ」「持ち込み花材」「ミニチュア花器」を前もって決めて練習を積み重ねて大会に臨みますが、他の花材は当日1チームに一組(15種類)配布され、「開始」の合図で包みをほどき、誰が何を使うか相談し合っていけ始めます。地区大会での優勝校が全国大会に進出となります。
本校は4年ぶり2回目の参加で、高校2年生3名がチャレンジしました。
テーマは「THE 浜松」とし、持ち込み花材は浜松が生産量日本一を誇る「ガーベラ」、ミニチュア花器は「音楽の街・浜松」を象徴する「グランドピアノの置き物」に決めました。
生徒たちは常のお稽古で「出生を大切にする」ことを学んでおり、「花は足で生けよ」の教えのもとに、ガーベラの生産農家と注染染め工場を見学したり、国際浜松ピアノコンクールについて調べたりして、学んだこと・感じたことをお花で表現し、プレゼンテーションで発表することにしました。
初めの頃は不安気でしたが、夏休みの合宿や8月後半からの土日も含めた毎日の生け込み練習の中で少しずつ自信をつけ、華道部や先生方の前でのリハーサルでアドバイスと励ましをいただき、当日は堂々と練習の成果が発揮できました。残念ながら、優勝して全国大会出場を果たすことはできませんでしたが、優勝以外の3つの賞の中の「パフォーマンス賞」を受賞することができました。また、他校のすばらしい作品やプレゼンテーションを見ることができ、大変よい勉強になりました。
今回、大会参加だけでなく、校外に出てガーベラや注染染め、国際ピアノコンクールという浜松の物作りや文化のすばらしさとそれに携わる方々の情熱に触れることができ、とても感動しました。
細野先生、木村先生はじめ、お世話になった皆様のご指導とご好意に心より感謝申し上げます。