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 ６月も今週で終わりです。
衣替え、高校サッカー全校応援、梅雨入り、真澄祭、壮行会…あっという間の一か月でした。
６月は気候の変化も大きい上に、私自身も出張や研修会、校内イベントの多い日々で、毎日バタバタとしておりましたが、様々な場で生徒の活躍が見ることができた濃厚な一か月でした。

そして、気が付けば今週はいよいよ期末試験が始まります。
慌ただしい日々をテストで挟むような恰好になっていますが、本校の生徒たちは勉強も部活も行事も、それぞれに全力で取り組んでいます。

先週の土曜日には、本校では恒例となった「勉強マラソン」を実施しました。希望者を対象に行われ、勉強マラソンに相応しく、それぞれが自分の限界突破に向けて自学に励みました。

８時間フルのほかに、４時間のハーフマラソンも設定され、自学あるいは質問に臨む姿が見られました。
実施後の感想文には「一人ではきついけれど、みんなと一緒に頑張れた」といった感想を書く生徒がたくさんいました。勉強で単に知識を積み上げるのではなく、勉強を通して人間力も向上したのではないかと思います。

また、同じ日の午前中には小学生対象のオープンキャンパスも実施しました。
多くの児童と保護者が来校しましたが、陰で支えた中学生たちがいました。

清掃や受付、案内、誘導、片付け、小さなお子さんの相手など、進んで気が付いて対応に当たってくれていました。

本校では、徳育K-compassの授業を通して、マナーや心遣いなど、実践を伴う学びを行っていますが、こういったオープンキャンパスは、最大の実践の場ではないかと思います。

学んだことを自分の内側に捉え、実践を通して修正しながら自分のものにしていく。決して数値化されない力ではありますが、生きた学びが発揮された場面ではなかったかと思います。

浜松開誠館中学校校長　永井　靖