中学校長ブログ:2学期が始まって
日常の風景
9月に入りあれほど鳴いていた蝉もいつしか消え、朝夕はだいぶ涼しさを感じることが多くなりました。
夏期休業中は、部活動の大会や遠征、課外授業、その他の特別活動にどの生徒も励んだ毎日でしたが、約40日間の夏休みを終え、いよいよ2学期をスタートしました。
一昨日より早速通常授業が行われており、生徒たちは新たな気持ちで学習に臨んでいるようでした。
また、学期初めということで、今週は授業の合間に面接の時間を組み込み、改めて生徒個々の目標設定や現状認識について、担任が丁寧に聴き取り、落ち着いた気持ちでスタートできるようにサポートをしているところです。
無我夢中で過ごした1学期の3か月間から、ふっと解放された夏休み。いつもならば封印していた多少のわがままや、狡さを通しながら過ごしてきたであろうことは、生徒のみならず誰にでもあり得るところです。
責任を伴う自由の中で、生徒自身が自分で適確に判断し、実行できるかどうかが試されたのだと言うこともできます。
そうして迎えた2学期は、秋にかけて体育大会や合唱コンクール、学習発表会、校外研修や研修旅行など様々な行事が設定されています。
早速、体育大会のブロック練習もスタートしましたが、大切なのは、生徒自身が自分たちで考え、仲間と協力する中で、いかに悩み、葛藤し、やり方を修正する中で、答えの無い課題を乗り越えられるかではないかと思います。
教室での学習はもちろん、それ以外にも行事を通して育ちの見える2学期になることを期待したいところです。
浜松開誠館中学校校長 永井 靖