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寒い毎日が続きます。今朝は正面玄関前のカーポートにつららができていました。

今日は中学公開授業を実施しました。
多くの保護者の皆様にご来校いただき、誠にありがとうございました。
１限から５限までの通常授業では、若干生徒たちも緊張しながらややよそ行きな雰囲気でソワソワしている様子が見受けられました。

６限には１２月に実施した各学年の校外学習活動（中１市内校外学習、中２京都フィールドワーク、中３長崎研修旅行の発表会をそれぞれ行いました。
各会場には、この時間に合わせて多くの保護者の皆様にご覧いただきました。ありがとうございました。

生徒たちは、それぞれがipadで撮影した動画を用いての発表や、事後学習を通してまとめたポスターセッションなどを行いました。

すべてがうまい発表ではありませんでしたが、活動の雰囲気が少しは伝わったのではないかと思います。
外での学びを校内へとつなぎ、プレゼンを通じて生徒同士で共有することが出来ました。

校外活動は、とかく「楽しかった」で終わりがちです。
本校では、行事を通してそれぞれが学んだことを、その場だけでなくしっかりと振り返ります。そして他人とシェアすることでさらに気付いたり学びそのものを深めたりすることを促しています。
もちろん、これらの取り組みは１年生から２年、３年へと段階的にスパイラルに学びを構成していき、開誠館の系統的な学びの実践、学びの積み上げとして取り組んでいきます。

「自分の意見が言えない」「自分の考えで人を説得できない」―。
気持ちや感情でさえ「スタンプ化」する昨今、このような人は本校生徒のみならず、社会全体に増えているように感じます。
浜松開誠館中学校では、横断的な学びのプログラムを通じて、主体性はもちろんのこと、思考力や判断力、そして表現力の向上に一層取り組んでいきたいと思います。

浜松開誠館中学校校長　永井　靖