中学校長ブログ:関西大学(特別提携校)へ訪問しました
日常の風景
浜松開誠館中学校・高等学校は、平成21年度より関西大学と「高大接続パイロット校特別提携」の協定を結んでいます。この提携により本校は「パイロット校」として、特別推薦枠による入学のほか、高大連携出張授業や進学説明会を本校内で実施したり、関西大学セミナーハウスを利用して合宿を実施したりするなど、関西大学との学びの連続性に向けた様々なかかわりを生徒に提供しています。
先日、「パイロット校」を対象にした懇談会と大学説明会が、関西大学千里山キャンパス(大阪府吹田市)であり、中西高校校長とともに参加してまいりました。私自身は6年前に本校高校生を対象に実施した「関西大学見学ツアー」での引率以来の訪問となりました。
懇談会や説明会では、パイロット校制度を通じて大学側の求める学びの質や、創立130周年を迎える関西大学の今後の方向性やビジョンが示され、大変有意義な時間となりました。
全体会の終了後には、本校から関西大学へ入学した在学生との懇親会もセッティングしていただいておりました。ともに文学部総合人文学科に在籍し千里山キャンパスで学ぶMさん(心理学専修3年生)とIさん(心理学専修2年生)。
充実した学生生活ぶりや、苦労話、将来の展望などなど、近況報告を含めたくさんのお話を聞かせてもらいました。わざわざ時間を割いてくれたお二人に感謝します。
この6年間で本校から同制度を利用して関西大学に進学した卒業生はすでに30名以上にのぼり、その中には大学院に進学した者や、地元(静岡県)にUターン就職した者、あるいは本校教員として勤めている卒業生もおります。
今後も、パイロット校特別提携を一層価値あるものとして生徒に活用してもらい、世界や国内外あるいは地域で活躍できる可能性のある人材を多く育成し送り出していきたいと思います。
浜松開誠館中学校校長 永井 靖