【私の高校時代】若手教員によるリレーコラム 石田奈々先生
日常の風景
若手教員によるリレーコラム「私の高校時代」今回は高1Eクラス担任 石田奈々先生(数学)です。
「私が変われた3年間」
私の高校の教育目標は,「自主自律の精神の育成」でした。そのため,朝や放課後の補講,夏休み・冬休みの講習会はありませんでした。中学生の時は高校に進学したくないほど勉強が嫌いだったので,高校に入学しても自発的に勉強できず,成績も悪く,自主自律の学校の環境に苦しめられました。しかし,この環境のおかげで,少しずつですが「勉強したいと思ったときに,やりたいだけやる」という自分のペースをつかめるようになり,最終的には自分に合った勉強のコツもつかめました。部活は朝練もあり,大会前は土日も練習があったため大変でしたが,この部活のおかげで,好きなことをやりたいならその分自分で時間を見つけて勉強しないといけない,それができないのなら部活をやる資格はない,という考えをもつことができました。
高校入学当初は,成績も悪くて勉強も嫌いでしたが,周りにいた友達や学校の環境のおかげで,勉強も楽しいと思えるようになり,今こうして教員をやっているのだと思います。開誠館の生徒には,部活を満足するまでやり,やらなければいけないこともしっかりとできる人間になってもらいたいです。幸せな未来にするために,今を精一杯がんばりましょう!