中学校長ブログ:頑張る仲間を応援する
日常の風景
すでに、ブログの別の記事で紹介されている通り、先週の火曜日に中学校全体で壮行会を行いました。
早速この週末に試合を迎えた部もありますが、7月に入ると他の部活動も順次大会が始まっていき、それぞれが上位大会をめざします。
壮行会は、司会・進行を生徒会が中心になって行いました。ステージ前に並ぶえんじ色のユニフォーム姿の選手たちは随分たくましく、そしてまぶしく見えました。
壮行会の終盤、全校生徒による「寄せ書きビッグフラッグ」(校旗)が披露されました。
「絶対勝つ!」「開誠館最強!」「全国制覇!」「Vamos Kaiseikan」….
遠目からは見えませんが、白地の旗に生徒たちが一人ひとりの思いを込めました。
無数のメッセージで埋まっています。
実は、本校ではこういったことは特別な取り組みではありません。
本校の徳育教育プログラムK-compassで学ぶ内容は多岐にわたりますが、毎年中学1年生はこの時期に「他人を応援すること」について学びます。
思いや気持ちを「応援」という形に表し、伝えることの大切さを学び、自己肯定感とともに他者尊重意識も高めるというのが狙いです。それぞれの気持ちをボードに表し、掲示するのが恒例です。
(写真は昨年度のもの)
プロ野球やJリーグの好きなチームばかりでなく、頑張る仲間を見ると、つい声を出して応援したくなってしまうということはよくあると思います。
他人の苦しみ、喜び、つらさ、楽しさなどを分かち合えることは素晴らしいことだと思います。
浜松開誠館中学校校長 永井 靖