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若手教員によるリレーコラム。今回は中１補佐の袴田千尋先生（保健体育）です。　

　私の高校3年間は部活動に打ち込んでいた記憶がほとんどです。高校には陸上がやりたくて入り全国を目指して日々頑張っていました。1年・2年では目標の全国大会には行けず結果を残せずにいました。2年の秋に転機が訪れ、それまで100mを専門種目としていましたが、400mに種目変更しました。3年生から新たな種目に挑戦するというのはとても怖かったですが、全国に出場したいと強く思い変更することにしました。結果、全国大会で2位になることができ、その後大学では日本選手権で4位になることもできました。

　今思い返せば私は体格的に恵まれているわけでもなく、陸上選手の中では小柄な方の自分がこのような結果を残すことができたのは、全国大会に出たいという気持ちを最後まであきらめずに持ち、努力した結果だったと思います。高校時代の私は人よりも少しでも多く練習しようと心がけていて、走るなら1本でも多く、腹筋なら1回でも多く人よりも練習していました。そのような日々の積み重ねが結果につながったと思います。そのような経験から生徒達に伝えたいことは努力することの大切さ、あきらめずに最後まで１つのことをやり通す大切さ、この2つを開誠館で学んでほしいと思います。高校の3年間というのは長い人生の中のほんの少しですがその3年間というのはとても重要な3年間だと思うので、高校生活を大切に過ごしてほしいと思います。