コカ・コーラ ボトラーズ ジャパンと協働で SDGs達成に向けた取り組み~校内にオリジナルラッピングの「TABLE FOR TWO自販機」を設置~
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浜松開誠館中学校・高等学校は、コカ・コーラ ボトラーズジャパン(本社:東京都港区 以下CCBJI)とSDGs達成に向けた協働の取り組みとして、10月5日、本校内に「TABLE FOR TWO自販機(以下、TFT自販機)」を設置しました。
「TABLE FOR TWO(以下TFT)」は開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動です。今回設置した「TFT自販機」の売上の一部は「特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International」に寄付され、開発途上国の子どもたちの学校給食支援に役立てられます。
今回の取り組みは、今年春に本校の生徒より、飲料を通じて支援できる活動などに関してCCBJIにご相談をしたことから始まりました。本校は、探究的な学びの一環としてSDGsを通した課題解決型学習を行っております。これまでも学校のバックアップのもと生徒主体で企業との協働に取り組んでおり、現在の課題やSDGsについて幅広く意見交換や議論を進める中で、CCBJIの自動販売機を通じた社会貢献活動と、世界規模で社会課題となっている飢餓問題の解決に向けて支援したいという生徒の思いが合致し、実現しました。
SDGs達成に向け、生徒主体で自分たちのアイデアを具現化し、「TFT自販機」のラッピングには生徒が選んだTFTの写真、オリジナルのメッセージ「誰ひとり取り残さない未来を目指す」がデザインされています。
今後も、CCBJIと本校は未来のために何ができるのかを考え、SDGs達成に向けて共に協力してまいります。
■コカ・コーラ ボトラーズジャパン ベンディング浜松支店 門谷支店長のコメント
当社は、本業を通じて持続可能な社会の発展に貢献することを目指し、さまざまな活動を実施しております。
この度SDGs達成に向けた生徒のみなさんの思いを反映した自動販売機を設置することができ、大変嬉しく思っております。今回の設置が、多くの方に持続可能な社会について理解いただく機会となれば幸いです。
■浜松開誠館高等学校 髙橋校長のコメント
今回は、本校生徒たちが「自分たちの未来を守りたい」と持続可能な社会に向けた取り組みを進めるなかで、校内の自販機設置の是非や活用方法への意見がありました。そこで、SDGs達成に取り組まれているコカ・コーラ ボトラーズジャパン様と生徒が話し合いを重ね協働することで、「TFT自販機」の設置となりました。
今回の取り組みは、まさに文科省が提唱する「主体的、協働的学び」を実践し、課題解決学習のモデルとなる事例です。今回、仲間や多様な大人と協働しながら、社会をよくする変化をつくりだす経験をした生徒は、大きな自信を持てたと思います。共に課題解決に取り組んでくださった大人の皆さまに心より感謝をいたします。
■TABLE FOR TWO International 山本様のコメント
この度はこのようなすばらしい取り組みに参画をさせていただきましたこと、大変光栄に存じます。
私たちがミッションに掲げる「世界の食の不均衡の解消」は、一朝一夕で達成できるものではなく、継続して取り組んでいく必要があるものです。今回、未来を担う世代である浜松開誠館高等学校の生徒の皆さまが、TFTのミッションに賛同し、自ら行動することで自動販売機設置を実現させたことは、大変意義深いと感じています。彼らの熱意を通じて、浜松開誠館高等学校の皆さまのみならず地域の皆さまにとって食料問題がより身近になり、自分ごと化していくきっかけになることを願っております。また、今回の取り組みを手本に、他の学校や地域へも波及していくことを期待しております。
■浜松開誠館高等学校グローバルコース 代表生徒のコメント
この度は、私たちの提案を実現していただき誠にありがとうございます。浜松開誠館高等学校グローバルコースでは、「グローバルリサーチ」(2021年より「グローバルイシュー」)という科目があり、生徒が社会的な課題について調べて解決策を考えます。その中で私たちは貧困について学び、何か行動できないか考えてみました。そこでTFTについて知り、コカ・コーラボトラーズジャパン様を通じて、自動販売機を設置していただきました。今後も自分たちが学習したことを行動に移していきたいです。
※この件についての詳細は、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社のWEBサイト(「ニュース」内の記事)をご参照ください。(https://www.ccbji.co.jp/news/detail.php?id=1175)