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　TED(Technology Entertainment Design)とはニューヨークに本部を置き、毎年世界的な講演会を主催している非営利団体です。TEDの講演会では、学術・エンターテインメント・デザインなど様々な分野についてプレゼンが行われます。今までに数多くの著名人がプレゼンを行っていますが、最も重要視されるのはアイデアの共有であり、一般人も参加することができます。その地域版といえるのがTEDxで、昨年に続いてTEDxHamamatsu 2016としてこのたび開催されました。

　TEDxHamamatsu 2016は9月25日日曜日に静岡文化芸術大学において、“Fusion”をテーマに開催されました。6人のスピーカーの中には、本校卒業生で社会起業家である佐藤真琴さんも含まれていました。本校生徒2名がパテイシパントとして招待され参加をしてきましたので、感想を紹介いたします。

高３Ｈ　加藤優奈さん

　スピーカーの方々のスピーチはもちろんのこと、私が最も印象に残っているのはアフターパーティーでの交流です。それぞれの分野を極めたスピーカーの方やその他の参加者と直接交流し、たくさんのお話を聞くことができました。どの方も自分の中に絶対にブレない軸と信念をお持ちでした。中でも、自分がある分野を極めれば、他業界のトップの人と知り合える、自分の興味を追求し続けることが豊かな人生につながるという言葉が心に残りました。このTEDxHamamatsuを通して、高校生が普段出会うことのない大人と交流できたことは私にとって大きな財産となり、また、もっともっと努力を重ね自分自身を高めたいと率直に刺激を受けました。来年も是非参加したい、そう強く感じるほど、充実したかけがえのない日になりました。

高３Ｇ　沖中結花利さん

　TEDxHamamatsuでは各分野で活躍している方々がスピーカーとしてお話をして下さりました。私は、自分のことをしっかり理解し、自分には何が出来るのかを考え、行動に起こしていくことが大切だと感じました。特に、写真家の杉山さんのお話で、“徹底的に楽しむ”という言葉が、私にはとても響きました。今は人間関係や進路など悩んだり苦しんだりすることもあります。その中でも楽しいことを見つけて徹底的に楽しみ、自分の知識や経験を豊かにしていくことで不可能を可能にしていける機会を自分で引き寄せていきたいと思いました。また、私は普段、初対面の人と話ができるタイプではありませんが、今回、ブレークタイムやアフターパーティーで、スピーカーの方々やパティシパントの方々と交流できる機会が多くあり、いろんな方とお話をすることができました。今回TEDxHamamatsuに参加したことで普段できない体験や出会いをたくさんすることができ、私にとってプラスの体験となりました。誰が行ってもきっと何か１つは得ることができると思います。もっとTEDxHamamatsuをたくさんの人に知ってもらい、1人でも多くの人に参加してもらいたいです。