ICT公開授業・研修会が行われました
学校行事
浜松開誠館中学校・高等学校では、 地域で最も早くiPadの全校導入( 1人1台 )をすすめ、主体的な学び、自律的学習者の育成を目的に、ICT教育を進めてまいりました。
これまでもその都度校内研修に努めてまいりましたが、 GIGAスクール構想が全国的に進む中で、本校の取り組みをより一層前進させ思考ツールとしての活用を深めようと、 県内外の学校等の教育関係者が参集する中、次の5つをテーマとしたICT公開授業・研修会を開催いたしました。
【テーマ】
- ICTを活用した主体的な学びの向上
- iPadを用いた課題解決型の授業実践
- 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実
- 自律的学習者の育成
- 3観点(評価)を意識した授業作り
公開授業では、各教科ごとで研究授業が行われ、各教室に分かれて自由に参観していただきました。
iPadのシンキングツールを使って自分の考えをまとめて発表し合ったり、さらにそれらをもとにグループワークでディスカッションを行ったりし、学びを深める様子が見られました。
また、一部の教科では、生徒自身が学ぶスタイルを選択できるようにいくつかのヴァリエーションに分けたクラス分けを行い、従来型、AIドリル活用の自学型、生徒が教え合う相互学習型など、本校としてのチャレンジもご参観いただきました。
授業参観後には各教科で研究協議会を行い、授業実施者を含めた本校教員と研修参加された来校者の先生方たちと意見交換を行いました。
県内外の公立私立を問わず多くの先生方や、教育関連企業のみなさまにご関心をお持ちいただきありがとうございました。
もちろん、今回の取り組みの多くは、普段の授業において本校教員が実践していることになります。研修会を通して得られたものを、教員の資質向上に引き続き活かし、生徒への効果的な指導において還元してまいりたいと思います。