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皆さん、こんにちは。

世の中がめまぐるしく動いています。変化しています。

政治、経済…　高校3年生で選挙権を得た人は投票という経験を通じて痛感しているのではないでしょうか。

コロナ感染により、私たちはライフスタイルや働き方などの急激な変化を余儀なくされました。

このような急激な変化は、近い将来起こる変化だったわけですが、それがコロナ感染により急加速したと考えられます。

皆さんは「グレート・リセット」という言葉を聞いたことがありますか。

そうです。2021年シンガポールにて開催予定であった世界経済フォーラム、ダボス会議のテーマが「グレート・リセット（Great Reset）」でした。

世界経済フォーラム（WEF） 創設者・会長 クラウス・シュワブ氏は、グレート・リセットとは、これまで以上に持続可能で公平な世界経済を早急に作り上げるべきだという考え方だと説明しています。

私たちの生き方、働き方、互いの交流のあり方を変える必要があるということに他ならないと。

つまり、持続可能性（sustainability）と包摂性（inclusivity）と回復力（resilience）を、決して付け足しではなく中心に据えた新たな経済システムを採用することが求められていると伝えています。

経済的にこのような大きな変化が求められるということは、今後社会で求められる人材にも変化が生まれるということであり、教育にも変化が求められているということです。

私たちの学びはどうあるべきなのでしょうか。

未来に必要なスキルとは何か。

オックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授によって提唱された「2030年に必要なスキル」第１位は「戦略的学習力」です。

「戦略的学習力」とは「何をどのように学ぶか」ということだと述べられています。「学び方を選択する力」とも述べられています。　
人生100年時代と言われています。皆さんは100年を生きるのです。

ここで大切なことは「どのように生きていくのか」「より豊かな人生を送るためにどのように学びを活かしていくのか」です。

皆さん、この機会にもう一度自身を見つめ、「得意なことは何か」「好きなことは何か」それを磨くために何を学び、どのように学んでいけば良いのか考え、主体性を持ちあなた自身の豊かな人生を歩む基盤を作りましょう。
あなたたちは、一人ひとり素敵なところがあります。必ずあります。その輝く素敵なところに自信を持ち進んでほしいのです。

あなたの輝くところをみつけましょう。そしてもっともっと輝くように学んでいきましょう。