教育・進路 徳育教育
礼儀正しく、日本の心を持ち、社会の中で生きる力を育む。
K-COMPASS 中学で学ぶ徳育 K-compass®(Kコンパス)
中学生が学ぶ「K-compass®(Kコンパス)」は、本校が開発した生徒の品格を育てる徳育授業です。高校卒業後の自己実現に向けて身につけるべきことを
- 社会性を育む
- 夢力を育む
- 心と精神を育む
という3分野に分け、段階的にバランスよく学びます。浜松開誠館の生徒としての誇りを持ち、人間性の優れた生徒を育てます。
徳育を日常生活で活かす
1
立ち止まりあいさつ
「開誠館のあいさつルール」を定め、一人ひとりが時・場所・状況に応じて気持ちの良い、礼儀正しいあいさつができるように取り組んでいます。
2
座禅体験
「K-compass®」では、座禅体験を通して自分の心を落ち着かせ、姿勢・呼吸・心の3つを整えることの大切さを学びます。
3
ウェルカメクリ—ン作戦
生徒会の呼びかけに賛同した多くの生徒がアカウミガメが安全に産卵できる中田島海岸の砂浜を確保するためのボランティア活動に、参加しています。
7つの習慣J® 高校で学ぶ徳育 7つの習慣J®
「7つの習慣®」とは、アメリカのスティーブン・R・コヴィー博士によって書かれたもので、全世界で3,000万部以上、日本国内でも180万部を突破し驚異的なベストセラーになった本です。そして国内外の多くのエクセレント・カンパニーで社員教育の柱として導入されています。この「7つの習慣®」をベースに、日本の小中高生向けに開発したものが「7つの習慣J®」です。 本校では、ファシリテーターの資格を持つ教員が、総合学習の時間で、「7つの習慣J®」の考え方をわかりやすく伝えています。
- 第1の習慣
- 自分が選択する
- 第2の習慣
- 終わりを考えてから始める
- 第3の習慣
- 一番大切なことを優先する
- 第4の習慣
- Win-Winを考える
- 第5の習慣
- まず相手を理解してから、次に理解される
- 第6の習慣
- 相乗効果を発揮する
- 第7の習慣
- 自分を磨く
徳育の実践を形にしています
「徳育を学んでの自分の変化」
中学3年男子
中1の最初の頃は「道徳と何が違うんだろう」と思っていました。しかし、マナーやルール、時間の使い方、人とのコミュニケーションなど様々なことを学ぶ中で、それを「振り返りシート」に記入して復習し、日々の生活のなかで実践することができました。特に「Win-Win」についての授業では、自分の利益だけではなく、相手も喜ぶような方法を探したり、話し合ったりして、「Win-Win」の関係をつくる、というところに「なるほど」と思いました。 学校生活のなかでも、ふとした時にK-compass®で習ったことを思い出して実践したり、それを基に行動したりしています。また、自分の将来についてはまだぼんやりとしか考えていませんでしたが、未来予想図の授業や職業について学ぶ授業で具体的に自分の夢を思い浮かべることができ、今は思いついたいくつかの夢を叶えるために、勉強や部活をがんばっています。これからも努力を続けていきたいです。
(冊子Vol.3より)