ASASAKU(朝作文)がはじまりました
日常の風景
浜松開誠館中学校高等学校では、文章表現力を向上させる一環として「ASASAKU(朝作文)」に取り組んでいます。
今年度は中学校・高校ともに火曜日の朝、全校一斉で取り組むことになりました。文章を書くことは学習を進める上で、また進路を決定する中で重要な力です。今日の高校1年生のテーマは「将来の夢」というテーマについて思うとことを書きなさい、でした。入学して初めての「ASASAKU」でしたが、熱心に取り組むことができました。
高校2年生のテーマは「この一年で自分が成長したと思うこと」を書きなさい、でした。一年間取り組んできた成果もあり、時間内で書ける生徒が多くなりつつあります。
高校3年生のASASAKUは、新聞記事を読み、タイトルをつけた上で自分の感想を書く形式です。進路を決定する時期に、社会の中で起こっていることに対して、考えをまとめて書くことは特に重要です。3年生は入学次からそういったトレーニングを積み上げて来ているので、しっかりと書くことができる生徒が多くなりました。
「書くことは考えること」
考えを深めなければ自分の思いを相手に対して正確に伝えることはできません。こういった取り組みを続けることにより、文科省が求める「自ら学ぶ意欲や、思考力、判断力、表現力などを学力の基本とする学力観」(新しい学力観)に近づけていき、生徒の力を増幅できるように取り組んで参ります。