シリーズ:休校中のKAISEIKAN vol.4 手帳で次への活力を
日常の風景
休校期間のKAISEIKAN連載シリーズ第4弾です。
前回は、本校のSDGsへの取り組みについてご紹介させていただきました。
第4弾となる今回は、本校のフォーサイト(手帳)についてご紹介させていただきます。
本校では、主体的な生徒を育てるもう一つの取り組みとして、振り返り力を高める「フォーサイト」という手帳を活用しています。この手帳は全校生徒が持っています。
週間カレンダー形式になっており①Plan(計画)②Do(実行)③See(振り返り)の3要素に分類されています。
ここに毎日記入していくことで、計画を立てる、実行する、振り返る、次の日の計画を立てる、というようにサイクルを回すことによって生徒の主体性を育んでいます。
普段の学校生活では、担任が、定期的に生徒たちのフォーサイトを確認しコメントなどを付け、返却しています。
休校期間中、生徒は書き込んだフォーサイトを、第2弾でご紹介したロイロノートを使い写真データで提出します。
ロイロノート上で担任がコメントを付けて返却するといった形で、継続することができ、家庭学習などの充実につながっています。
本校の生徒はこの手帳を使い、書き込む習慣を付けることで1日、1週間と計画的に行動することが習慣化されています。また、長期的な目標から逆算し1ヶ月、1日単位でするべきことを整理できるようになります。定期テストだけでなく、模試や英検、最後は受検に向け、自ら目標を立て学習管理が実施できるようにフォーサイト手帳を活用しています。生徒からは「忘れ物をしなくなった」「勉強の計画を立てるようになった」「無駄な時間が減った」「成績が向上した」など、自分の成長を実感できるようになり、次への活力を生む手帳になっています。
参照:シリーズ: 休校中のKAISEIKAN