中学校長ブログ:体育大会
日常の風景
全国的に「爆弾低気圧」の襲来ということで、昨日は早くも小雨がぱらつくなど、文字通り「暗雲立ち込める」前日の総練習でした。
生徒たちが楽しみに事前練習に励む体育大会を、なるべくベストな形で実施したいと思いながら、日程上できれば順延はしたくないという思いの狭間で、先生方と天気予報のにらめっこが続いていました。
今朝(10/2)も早朝までは激しく雷雨が地面を叩き付けていましたが、夜明けとともにやむのではないかという天気予報の通り、徐々に天気は回復しました。さらに高性能な本校自慢の人工芝グラウンドが本領を発揮して、無事に良いコンディションのもとで体育大会を開催することができました。
ただ、昨日はほとんど準備が行えませんでしたので、朝早くから実行委員の先生方はもとより、特に運動部や生徒会などを中心とした役員生徒たちが、備品の設置や、テントのセッティング、さらに強風で舞い散った落ち葉拾いまで行ってくれました。わずか1時間の繰り下げで実施できた理由の裏には、このような素晴らしい生徒たちの行動力があります。
事前準備だけでなく、中学生も高校生もそれぞれが裏方で活躍し、盛り上げてくれました。(写真は中学1年生)
また、競技や、アピール合戦は、本当にそれぞれの生徒が全力で臨み、競技する側も見る側も一体となって、この体育大会を素晴らしいものにしました。
特に上級生は、縦割りブロックごとでまとめる際に、様々な困難や摩擦もあったと思いますが、そうしたこともいわば、「想定内」です。このような課題を乗り越えることで、大きく学んだことがあったことと思いますし、本校の生徒たちが、勇気をもって困難な課題を乗り越える力があることを示したものだと思います。
多くの来賓の方々や保護者の皆様にもご来場いただき、今年度の体育大会は大成功で終了することができました。また、大会運営をサポートしていただいた保護者の皆様もたくさんいらっしゃいました。
みなさま本当にありがとうございました。
浜松開誠館中学校校長 永井 靖