【浜松開誠館未来戦略】表現力を身につける
日常の風景
本校では「思考力・判断力・表現力」を身につけるために「ASASAKU」(朝作文)に取り組んでいます。その意義について、高校2年担当の中村広宣先生が紹介します。
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■ASASAKUの意義
最終目標:表現力の完成(夢の実現)
高校2年のテーマは「社会に向き合う」です。水曜日の朝のHRで取り組んでいる一端を紹介します。
●新聞記事などを活用し社会に対し興味・関心を持たせる。
→ただ文章を読んで終わりではなく、その問題に対し自分はどう思うのかというところまで考えさせます。
→高校あるいは大学を卒業後、社会の一員となることを自覚させるとともに、一員としての責任感を持たせるように取り組ませます。
→日常的に「なぜ」という意識を持たせ、ASASAKUの中で、社会問題について考え、普段からニュースや新聞を見たときに、「なぜ」という意識をもって社会問題に対し向き合うことができるようしたいと考えています。
●ASASAKUの積み重ねによって小論文(AO・推薦など)の練習になる。
→社会が今どんな問題に直面しているのか、そしてその社会問題に対して自分がどう捉えているのか考えさせるようにしています。ASASAKUを通じて、その材料をどんどん増やすことによって、自分のストックにもなり、小論文を書くときの『武器』になると考えています。
●社会と向き合い、自分と向き合う。
→様々な新聞記事やコラムを読むことで、社会の実情や考え方を知る事ができます。そしてそれを知ることで、自分はどうなのかと振り返るきっかけとすることができます。「現代の若者は~である、では今の自分は一体どうなのか」と見つめなおし、それを表現(文章化)することを積み重ねることによって時代が求めている表現力を養います。
高校2年生が取り組んでいる教材
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